保証料分金利上乗せプラン

ここにも書いたのだが、住宅ローンを借りる際に必要なローン保証料。これは申し込み時に支払うか、申し込み後に金利に上乗せして支払うかのいずれかの方法が一般には取れることになっている。

35年という長いローン期間、全期間臭いて支払いを行うことを前提すにすると、最初に払う方が得である場合が多いが、例えば10年後に売却した場合は、実はローン保証料として支払う金額が初期一括より小さくなることもあり得るので、キチンとした将来設計を踏まえて選ぶのが肝要だと思う。

かくいう自分も、実家が東京にあり、少し都心からは離れているものの、それなりの広さもあるし、親が住めなくなった時にどうするかを考えれば、今回購入した家に一生住み続けるかと聞かれると、そんなつもりはない、と答えると思う。

もともと現在の家賃より安く住める、というのと駐車場を持てることにメリットを感じ、資産性を重視した場所を選んだのもそういった「いつでも売れる」という前提があったからである。

初期費用を抑えられることと、オープンハウスの営業所長の勧めもあって、僕は保証料分金利上乗せプランを選択するつもりで、契約した日には所長ともその旨を伝えていた。

が、三井住友信託銀行より届いた書類にはこのプランでの金利設定がない。りそな銀行の時にはしっかり並列で載っていたにもかかわらず、書面のどこを探してもこのプランが見当たらない。

またローンの審査金額も契約時にオープンハウス二提示された資金計画表に記載のあった金額より端数が切り捨てられたやや小さい金額になっている。

やや信頼できなくなっていたオープンハウスに痺れを切らし、僕は直接三井住友信託銀行に直接連絡をいれた。