住宅ローン審査 最後の砦

三井住友信託銀行より突きつけられた厳しい現実に、オープンハウスのオペレーションミス、、1月19日に再び僕は失意の中で、契約書を見直していた。この契約を破棄できる期間を確認するためである。

2016年1月25日

ローン審査がおりなかった場合、この日までであれば契約を破棄できる。この事実を確認し、再びオープンハウス担当者へと1月20日にメールを送っている。最後の砦、三菱東京UFJの審査状況を伺うためである。

この時期は本当に精神的にしんどかった。家を買うって本来であればすごく夢のあることだし、明るい未来の話だと思っていたのが、次々に起こる障害、前になかなか進まないもどかしさ。そのうちの少なくとも数割はオープンハウスの担当に起因することにも、イライラが募っていた。

その一方で、個別の銀行に対し、ここまで感情を持った眼差しで見たことすらこれまでなかったし、三菱東京UFJ銀行のCMをしている阿部寛に、親近感すら感じるようになっていた。祈る気持ちも一緒に。

一方で、最悪の事態を想定し、三井住友信託銀行の提示した保証料先払いプランでいけるのかどうかも合わせて検討をすることにした。金融資産は多くあるのだが、投資信託や外貨など流動性の低い資産形態をしていたため、動かせる現金に限りがあったためである。何かあった際に十分な現金が残せるのか、真剣に考える必要があったのだ。