建築条件なし土地

幸いなのか、僕の購入した土地は建築条件付き土地はではない。

建築条件付き土地とは、家を建てる工務店がすでに決まっていることである。なんだか癒着な感じもしてしまうが、その分、割安に家が持てるようなケースが多いように思う。

ただ、オープンハウスの場合は、建築施工会社として「オープンハウスディベロップメント」という関連会社があり、建築条件なし土地の場合でも、モデル価格としてこの「オープンハウスディベロップメント」が家を建てた場合の価格が提示されているケースが多い。そしてこの価格がかなり割安であるということはこちらに述べた。

 

住宅ローンの審査が行ったり来たりしていた2016年1月23日、僕はオープンハウスディベロップメントの桜新町オフィスで、第一回目の打ち合わせをしていた。

土地の契約時に渡された資金計画表にざっくりとした今後の流れが入っていたが、そこには当然、家を立てる流れも示されている。新築で家を建てる場合、ローンは土地・建物それぞれ別でローンを組む必要があり、ローンの払い込みもタイミングがことなるためである。

この資金計画表に示されていたのは、打ち合わせが3回であるということ。

土地を案内される際に、ここを購入した場合にはこういう家が建ちますよ、といった基本おなるモデルプランがすでに提示されており、それをベースにして、細かい希望などを出していき、3回の打ち合わせでもって完成させる、というものだった。

資金計画表を貰い受けた当時は

「ふーん、そんなものか」

と思っていたが、実際この3回という数字は非常に少ないことに気づいたのは打ち合わせ後に、周囲に相談した時のことだった。