ショールーム[3] Panasonic その5
最後に見に行ったのはユニットバス。
ここで工務店から提案としてもらっていたのは、FZというシリーズ。ユニットバスのラインナップでは、廉価版に位置するもののようで、あいにく、この日は自分が提案を受けていたFZの1616という1坪サイズと同じものの展示はなかった。
Panasonicのユニットバスは全部そうなのかはわからないが、型番が非常にわかりやすい仕様になっている。プラン品番という形で以下のような長い記号が与えられているのだが、これが、実は各パーツを示している。
BHF5AL111C11H14MMF1CA2FEB1E12L21NF11N112NWF
例えば上記で太字になっている「C1」床の色を示している。「C1」はミディアムホワイトをさすのだが、これをミディアムグレーに変更したい場合は、「C3」とする、といった具合に、パーツ単位でこの文字列を変更していく。
あらかじめこういった仕様であることを耳にしていたので、カタログを片手に持って実物を見ることで、
「あぁ、これがシャワースライドバー(シャワーの高さ調整ができるバー)なんだな」
というふうにパーツ単位で見ていけるので、選びやすく決めやすかった。
Panasonicへの発注は水回りだけだったのだが、ショールームにはその他建具なども展示されていたので、イメージを持つために、帰り際にフローリングとドアの色味を少しだけ眺めてこの日はショールームを後にした。
結果的にはPanasonicのショールームには4時間くらい滞在していたと思う。それでも、まだ家での作業が残されていた。