ショールーム[3] Panasonic その後

水回りの器具の仕様を一通り目で確認したあと、型番ベースで工務店にリクエストを戻すため、家に戻ってからは、カタログを片手にExcelを開く。

キッチン・ユニットバス・トイレ・洗面台の水回り全体で、予算内にうまく収めるような調整が必要だったのだが、さすがにショールームではそこまで計算できず、再度、お金の計算でオプションの細い設定が必要だったためだ。

ユニットバスに関しては現地で細かく見ていたために、メモってきたアイテムをカタログで見ながら例の長い文字列の型番に落としていくことですんなり記入が完了したのだが、若干の予算オーバーとなる。

しかし、この作業で予算調整以上に手間取ったのはキッチンの型番設定だった。

ショールームでは気づかなかったのだが、実は各収納ユニットや換気ダクト、水栓、シンクと食洗機からそれに附随するパネルまで、細かく一つ一つのパーツが別れていて、これを個別に指定しなればならなかった。

例えば食洗機。提案では浅型という30個程度が一度で洗えるタイプが指定されていたが、これを40以上まとめて洗える深型へと変更をした。

この時、単純に深型に1つだけ型番変更するのでは正しくなく、深型食洗機対応のパネルや、その下につくユニットも深型対応へと変更が必要になる。この作業とカタログの付け合わせに思った以上の時間を要してしまった。

 

結局、Panasonicで選ぶ水回りは、キッチンとユニットバスの調整は微々たるものだったが、洗面台が下位ランクのM Lineが前提になっていたということで、C Lineにアップデートする代わり、トイレをアラウーノVというひとつ下のランクで落ち着かせることで、予算から5,500円ほど足が出る仕様でまとまった。