パワーボード ショールーム(2)

ショールームに入ると入口に「本日のご予約 XX様」と自分の名前がある。

この日、僕にはすごく熱心な女性のスタッフがついてくださり、実際に水に浮くコンクリートを見たり、熱に強い(=防火)ということを証明している機材に触れたりと、その特徴について一通り説明受けたあと、壁にところ狭しと並んだパワーボードのサンプル(サイズは横2m弱x縦60cm程だったろうか)を実際に間近で見比べることにした。

デザインによって価格が違い、さらに上に吹き付ける塗料でも価格が変わっていくとのことだった。

もともとシンプルにしたかったこともあり、一目見て2パターンに絞った。アークディンプルというコンクリート打ちっ放し風と、フラットパネルという最もシンプルで安価なデザインである。実は工務店の基本仕様はおそらく一番安いやつ(=フラットパネル)だろうなとの思いもあった。そこで、これら2つを使った住宅のサンプルをカタログや写真でいくつか見せてもらうことにした。

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正直いって、アークディンプルはあくまでもコンクリート打ちっ放し風で、打ちっ放しのそれではない。やはりどこかチープな感じは否めない。

一方のフラットパネル。女性スタッフが言うには、こちらはスタンダードモデルでありやや古い印象が少し前まではあったそう。ただ、今はback to classicと言うか、また一周して新しい感じになるのではとのことだった。

いずれも実際の図面をベースにイメージ図を作ってくださるということで、お願いをすることにした。それにしても、ショールームそのものは利益をうむ場所ではないのに、この至れり尽くせりの対応には少々恐縮してしまう。

フラッットパネルのカタログに使われていた家がとても素敵でこれに近い形にしたい、との思いからお願いして写真をプリントアウトしてもらい、さらに外壁塗装材のサンプルももらってこの日は帰宅。